なんとかしたい皮膚のかゆみ

こんな皮膚のかゆみにお困りではありませんか?



かゆみの原因はドライスキン

秋から冬にかけて、皮膚が乾燥してくると、からだがかゆくなることがあります。いったいどうしてなのでしょうか?


■正常な皮膚の表皮には、水分と油分によるバリアがあり、皮膚は外の刺激から守られています。


■かゆみのある皮膚の表面は、水分と油分が失われていて、カサカサになっており、外からの刺激に皮膚は無防備になっています。このようなドライスキンは刺激を受けると敏感に反応し、かゆくなるのです。
『この状態を皮膚掻痒(そうよう)症と言います』


■かゆくなって、かいてしまい、皮膚が傷つき、更にかゆくなる・・・という悪循環がおこります。


■このように冬場の皮膚のかゆみの原因は、主にドライスキンと言われていますが、糖尿病や肝臓・腎臓の病気など、他の病気が原因のこともあるので、きちんと医師の診断を受けるようにしましょう。



ドライスキンになりやすいのは・・・



 

かゆみをおさえる・・・その①【入浴に注意】


石鹸やシャンプーに注意!

石鹸やシャンプーは皮脂をとりすぎないように量は少なめにして、低刺激性のものを使うようにしましょう。またすすぎは十分に行いましょう。


ゴシゴシ洗いは×!

石鹸やシャンプーは皮脂をとりすぎないように量は少なめにして、低刺激性のものを使うようにしましょう。またすすぎは十分に行いましょう。


熱いお湯、長湯は×!

熱いお風呂や長湯をすると体はほてり、血行がよくなります。すると、それが刺激となりかゆみが強まってしまいます。お湯は40℃くらいにし、長湯するのはやめましょう。


入浴剤に要注意!

保湿成分のはいった入浴剤はともかく、成分に硫黄のはいった入浴剤は皮膚を乾燥させるのでやめましょう。


風呂上りのお手入れは大切

皮脂や角質層がとれてしまった風呂上りには、保湿ローションやクリーム、油分のある軟膏などをかゆい部分を中心にからだ全体にぬって、皮膚に水分と油分を十分に補給することが必要です。


 

かゆみをおさえる・・・その②


空調機器に注意

エアコンや温風ヒータ、電気毛布などは皮膚を乾燥させるので、加湿器を使用するなどして乾燥を防ぎましょう。


食生活に注意

からだは温かくなるとかゆみを強く感じるようになります。お酒や辛い食べ物をとり過ぎると、からだがほてり、かゆみが強くなることがあるので注意しましょう。


衣類に注意

衣類、特に直接肌にふれる下着類は、肌にやさしい、やわらかな木綿製のものにしましょう。皮膚に刺激のあるナイロンやウール素材のものはさけましょう。


スキンケアは大切!

毎日、日に数回保湿クリームやローションを塗り皮膚を保護するようにしましょう。また、かゆくても、できるだけかかないようにしましょう。


 

かゆみをおさえる・・・その③


ぬり薬

ぬり薬を、入浴後の肌が湿っているうちにやさしくのばすようにして塗ると効果的です。この時もくれぐれも「やさしく」がポイント。強くすりこむようなぬり方は逆効果です。


・尿素軟膏

皮膚の乾燥を防ぐ作用があるぬり薬です。


・ワセリン

不足している皮膚の油分を補うぬり薬です。


・ステロイド外用剤

かゆみが我慢できずにかきむしり、皮膚が炎症をおこして湿疹ができてしまった場合に使うぬり薬です。


 

かゆみをおさえる・・・その④


のみ薬

のみ薬は、内服することでからだの中から皮膚のかゆみを取り除く効果があります。現在は、本当にいろいろなタイプのお薬があります。例えば「夜、布団に入るとかゆくて眠れない」という方には眠気を誘うタイプのお薬を、また逆に日中働いていたり、よく車の運転をする方には眠くなりにくいタイプのお薬を・・・など。また1日3回飲むタイプ~1日1回飲むタイプなど、様々なタイプの薬があるので、医師とよく相談して自分に合ったお薬を処方してもらうようにしましょう。


・抗アレルギー薬・抗ヒスタミン薬

からだの中でかゆみの元となる物質が出るのを抑えたり、できてしまったかゆみの元となる物質に直接作用してかゆみを抑えるお薬です。